映画「プリズン・サークル」自主上映会とシネマ哲学カフェ



映画「プリズン・サークル」自主上映会とシネマ哲学カフェ

 

ドキュメンタリー映画「プリズン・サークル」(日本語字幕)の鑑賞を通じて、罪を犯した人の更生や社会のあり方について考えます。
鑑賞の後日に感想を共有する「シネマ哲学カフェ」(手話通訳あり)も開催します。

 

申し込みフォーム https://forms.gle/4P8yLm3gFSMeP87s8

日時【上映会】3月6日(日)①14時~ ②18時半~ シネマ哲学カフェ3月11日(金)19時~
場所 長浜まちづくりセンター(さざなみタウン)〒526-0037 滋賀県長浜市高田町12−34

https://goo.gl/maps/ykYn16DzrRoM4cjY6

駐車場のご案内
料金 事前申込1,000円 当日1,200円(シネマ哲学カフェは別途500円)
映画定員 100人(2回上映 各回定員50人)
問い合わせ 長浜「プリズン・サークル」自主上映会実行委員会 電話 090-5068-8941



プリズン・サークル

取材許可まで6年、撮影2年 初めて日本の刑務所にカメラを入れた圧巻のドキュメンタリー

https://prison-circle.com/

 

「島根あさひ社会復帰促進センター」は、官民協働の新しい刑務所。警備や職業訓練などを民間が担い、ドアの施錠や食事の搬送は自動化され、ICタグとCCTVカメラが受刑者を監視する。しかし、その真の新しさは、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを日本で唯一導入している点にある。なぜ自分は今ここにいるのか、いかにして償うのか? 彼らが向き合うのは、犯した罪だけではない。幼い頃に経験した貧困、いじめ、虐待、差別などの記憶。痛み、悲しみ、恥辱や怒りといった感情。そして、それらを表現する言葉を獲得していく…。

 

監督は、『ライファーズ 終身刑を超えて』『トークバック 沈黙を破る女たち』など、米国の受刑者を取材し続けてきた坂上香。日本初となる刑務所内の長期撮影には、大きな壁が立ちはだかった。取材許可が降りるまでに要した時間は、実に6年。この塀の中のプログラムに2年間密着したカメラは、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死などで服役する4人の若者たちが、新たな価値観や生き方を身につけていく姿を克明に描き出していく。

 


監督・製作・編集:坂上香/撮影:南幸男、坂上香/録音:森英司/アニメーション監督:若見ありさ/音楽:松本祐一、鈴木治行/製作:out of frame/配給:東風/2019年/日本/136分


哲学カフェnagahama

 https://m.facebook.com/philo.nagahama/

 

哲学カフェとは、飲み物片手に進行役のサポートのもと、私たちの暮らしや社会に関わるテーマについて、参加者同士で話し合う営みです。誰かの言葉に誰かが反応して思いや経験を話しその話に誰かがまた言葉を繋いでいく。答えを出す場所ではなく、たくさんのモヤモヤ、さらなるモヤモヤが残ってもそれをお土産として楽しむ場です。

 

「哲学カフェnagahama」は1~2か月に一度、長浜市内で開催しています。3月11日(金)はシネマ哲学カフェとして映画「プリズン・サークル」を題材に話し合います。